音楽作品としての制作について

音楽

前回の音楽制作の種類で紹介した音楽作品としての制作について書いていきます。

重要なことは音楽だけで勝負するということ
マーケティング云々、コラボレーション云々については今回は考えず、純粋に音楽作品として完成させるために必要なことは何かと考えたとき音楽以外の要素で完成させることはできないということです。

音楽以外の要素とは?
劇伴で言えばSE+Dialogです。音楽作品ではあまりSEやDialogを終始ならしっぱなしで制作することはあまりありません。

では、
音楽だけで説得力を出すとはどういうことか?
非常に難しいです。
ですが、これさえできればある程度作品としての完成度は担保されると考えています。

説得力を出すために必要なことは
1. 音楽的破綻が無いこと
2. 表現したいものが明確であること
3. 緩急が少なからずあること

よく、音楽理論が・・・など色々言われまずが、作曲、音楽学を専攻し、実際の制作に携わるようになってから本当に重要なのは理論どうこうでは無いことに気がつきました。
(もちろん音楽理論を知らなくてもいいというわけではないです)

音楽理論はあくまでも、制作をする上でアイディアを具現化するためのツールでしかないということ。アイディアがあってはじめて意味をなすのです。
ちょうどCubaseなどDAWを持っていても曲のアイディアがなければ作れないのと一緒ですね。

前置きが長くなりましたが、説得力を出すために必要なポイント3つを掘り下げていきます。

1. 音楽的破綻が無いこと

音楽的破綻って何?と言う方もおられると思いますが、簡単に言えば聴いている人があきらかにおかしいと感じることです。
ではどうすれば音楽的破綻をなくすことができるか。
それは基礎的な音楽理論、音楽的素養をつけることです。
難しく聞こえるかもしれませんが、普段音楽をよく聴いているのであれば十分音楽的素養はついているので、後は基礎的な音楽理論を楽典(音楽理論の入門書的な位置づけであり、ずっとお世話になる本です)などで身につけるだけです!

2. 表現したいものが明確であること

表現したいものが無い音楽はちょうど、ただの落書きと大差ないと感じます。自分がどう考え、何を聴いている人に伝えたいのか、どう感情を動かしたいのか?ここが重要です。

音楽とは目に見えない芸術である以上(楽譜は目に見えるじゃんとかは言わないでくださいね!)伝えたいもの=表現したいものが、より具体的である必要があります。

名曲と言われるものには1曲の中にかならず一つは人の感情を動かすポイントが存在することを忘れないでください。

3. 緩急が少なからずあること

簡単に言えば、盛り上がる部分をしっかりと作るということです。ですが、盛り上がりっぱなしではメリハリがつきません。

盛り上がったと感じさせるために必要なのは差の大きさです。

たとえば、
テンポが遅い、早い
音高が低い、高い
音量が小さい、大きい
など比較できるものの差が大きくなるほど盛り上がりができます。

※もちろん、盛り上げるだけが音楽ではないので、盛り下げる(落ち着かせる)こともあります。そういった意味でも緩急という言葉を使いました。

まとめ

音楽とは様々な要素が相互にリンクし複雑に影響しあうことで形成された芸術です。ですが、そんなに難しく考える必要はありません!重要なのは表現したいものを明確にし、作り込んでいくだけです!

今回は音楽制作の心構えの記事になりましたが、また別の記事で実際の音楽理論とその効果を交えて紹介していきたいと思います。